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成城学園前駅駅西の線路上空人工地盤については、駅ビルに近いエリアは世田谷区からの要望もあって約2,000台の駐輪場と約10台の駐車場が整備されています。
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残りの約5,000m2について、用途地域指定(一種低層住居専用地域)、荷重条件(550s/m2)、近隣環境のセキュリティ面を確保するため不特定多数の人々の利用は難、等の諸条件を勘案し、各種事業展開の可否について検討がされました。 |
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この結果、事業採算性は低いものの地域環境と共生できる都市型会員制貸菜園事業(レンタルファーム事業)を選択することとになりました。 |
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この土地利用については、東京都および世田谷区の見解として「線路上空人工地盤は屋上施設に相当するので、農地法適用外である。よって、本事業は農園ではなく屋上緑化施設とみなす」との回答が得られ、レンタルファーム事業が可能になったことがおおきな要因です。 |
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本プロジェクトの特徴は、成城という「ブランド力」の高い地域性を活かして、企業の「沿線価値の向上」及び「沿線の自然環境保全貢献」をともに可能とする、環境貢献型の土地利用活用を図ったことにあります。 |
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事業内容でもある貸菜園に関しては、従来の市民農園が対象としていた中高年齢の男性をターゲットとするのではなく、女性層を対象として、「耕す・育てる・料理する」新しいライフスタイルを提案、さまざまな会員サポートを行っています。 |