□ 土地活用モデル優秀賞
・みんなでつくる黒石のみらい
 このプロジェクトは黒石市の伝統的木造建築物が立ち並ぶ、こみせ通りの観光施設である。施設は商店、古い蔵を改造したコンサートホール、中庭をイベント広場からなる。JCの勉強会のメンバーを中心にTMOを立ち上げ、雑誌等への掲載の働きかけをするなどし、観光都市としての地位を築きつつある。
 事業開始時からJC勉強会を中心としたメンバーが出資を続け、施設を拡大し、魅力ある運営管理を行っていることが高く評価された。
■プロジェクトの概要、背景
JCの勉強会が大型店誘致に失敗、その後、世界一のネプタ、太鼓作成などのイベントを実施した。
JCの勉強会メンバーを中心にこみせ通りに面する土地を購入。
地元名産品を扱う商業施設を開設。
日本の道100選に選出された、木造アーケード整備についての補助を受けた。
(資金ショートによる解散危機と表彰による機運の高まりの繰り返し。)
バス会社ツアーなどの立ち寄り場所として、観光名所としての定評を得つつある。
■土地権利の動き
【先導性】
こみせ通りの土地をJCメンバー勉強会20人で買収した。(個人資金)
(その他)
TMOは鳴海酒造から蔵を取得。(土地は借地。)
■プロジェクト意思決定・運営管理の体制、主要人物
【汎用性】
JCメンバー勉強会20人と商工会議所青年部中心に中心市街地活性化に取り組み、津軽こみせ(株)TMOを116名の株主で立ち上げた。
(TMO発足時、商工会からではなくJC勉強会中心人物が代表者となった。)
土地の取得、初回はJC勉強会メンバーを中心に20名、7000万円 (H16.12月で完済)
(津軽こみせ(株)は設立時5000万、2年度4800万増資で現在9800万)
(その他)
こみせサポータの会発足、弘前大学北原教授を招き月2回の戦略会議を開催。
■プロジェクトの内容(導入機能など)
【汎用性】
雑誌への掲載を働きかけるなどにより、当地区をバスツアーの立ち寄り場所とした。
(その他)
分かりやすいコンセプト(こみせ、じょんがら)を打ち出した。
リノベーションなど補助金を獲得し、古い蔵を改修した。
オリジナル商品、ミュージシャン出演依頼などを企画運営中。
2005文部科学省の重要伝統的建造物群保存地区の指定を受ける予定。

土地活用モデル優秀賞
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